万年山
万年山(標高11140.2m)は、東西に三キロメートル南北に500mに及ぶ山頂、東西に5km・南北に1kmの前バネからなる。上下二段の 卓上台地をもつ日本で第一級の「メサ」地形である。

玖珠盆地南方にどっしりと横たわる万年山(はねやま)は、全国的にも珍しい上下二段からなる二重メサであり、玖珠町として誇りにしてよい。国指定天 然記念物の大岩扇山のメサ地形と比較して、勝るとも劣らない。この二重メサの地形がもっとも良く眺望できるのは、南~南々東の吉武山から九重山域の日平台 方面からであり、玖珠盆地からは残念ながらそれほどはっきりしない。

万年山の下部卓面(テーブル面)は、前期更新世末の下万年山溶岩から なる。その大きさは、西北西から東南東に約9キロメートル、北北東から南南西にかけて約4キロメートルである。高度は東南東端の最高点が940メートルで あり、西北西に次第に高度を下げ約580メートルとなる。卓面の上面はゆるやかな起伏をもった平坦面であり、万年山牧場、吉武台牧場、万年山模範牧場など がある高原となっている。

 

万年山 万年山 万年山

パノラマ風景写真で観光する大分県玖珠町

万年山登山道案内地図


万年山上部卓面は中期更新世初期の万年山溶岩からなり、下部卓面の上位に発達する。これが二重メサを形成する地質学的な素因である。万年山 本峰(1140.2メートル)を含めた上部卓面は、西北西から東南東に約5キロメートル、北北東から南南西に約1.5キロメートルであり、高度は1140 メートルから西北西に高度を下げ1050メートルとなる。上部卓面の山頂部域はゆるやかな起伏をもつ草原となっている。

 

万年山上部卓面の南側は、南落ちの断層によって高度を下げるものの、万年山溶岩からなる広い高原が展開する。高原の南方は、中期更新世の亀石 山・吉武山溶岩からなるゆるやかな台地へと続く。この高原は、西北西―東南東に11キロメートル、北北東―南南西に7キロメートルもあるが、下万年山の台 地を含めると、南東10キロメートルを越す。万年山から吉武山にかけては、東西性の多くの断層が存在し、この方向の尾根や谷の発達が著しい。

 

五月~六月には、群生するミヤマキリシマ・ドウダンツツジが開花する。山頂付近には、避難小屋・便 所・炊飯施設もあり、絶好のハイキングコース及びキャンプ地でもある。山頂からは、九重連山・津江山系・英彦山や阿蘇火山群等、360度の展望が可能であ る。毎年五月の最終日曜日には、盛大な「山開き」が催される。(玖珠町史より抜粋)


平成21年5月31日(日曜日)第60回 万年山開きがありました。


参考サイト:大分合同新聞

 

 


写真集

第60回万年山開き 第60回万年山開き 第60回万年山開き

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